理系の電気電子工学科ではどんなことを学べる?

近年、私たちの生活は多種多様な機器類に囲まれて、便利な暮らしになりました。また、コンピューターの発達により、様々な情報を利用し、活用することで更に豊かな生活を得ようとしています。しかし、そのためには、莫大なエネルギー(電力)が必要となります。電気電子工学科では、生活に関わるそれらの基盤を学ぶことができます。

通常、1・2年生では基礎知識を勉強することが多く、実践的な内容の勉強は3・4年生です。機器の心臓部といえる基板の設計、発電・送電のための電気回路、電気を通さない絶縁体の材料、情報をより快適に・より安全に利用するための情報システムの開発など、様々な生活に関わることを学んでいきます。しかしながら、様々な場面で関わるということは、学ぶ範囲が広いということもいえます。そのため、将来、自分がどの様な進路・就職先を目指すかで、学ぶべき内容を調べる必要がありそうです。

各大学理系学部学科内では何に力を入れて教えているのか、例えばコンピューター開発を行いたいなら情報工学に力を入れている大学なのか、エネルギー開発に興味があるのなら、電力工学は盛んなのか、また、そこの大学ではどのような就職先が多いのかからも、その大学で何に力を入れているのかわかるかもしれません。