日本の伝統が再注目されており、着物を着たいという人も増えています。和装には正しい着方、いわゆる着付けというものがあり、これを知らなければ着物を着ることはできません。和装ブームも後押しし、着付けを学べる環境はどんどん増えています。これを機に学んでみてはいかがでしょうか。
着付けを学ぶと自分1人で着物を着られるようになります。お祭りの際など、みんなから頼られる存在になれることでしょう。また装いの幅が広がるので、自分の価値観も変化していきます。人間は着ている服や食べているもの、自分の技術やスキルによって無意識のうちに価値観が変わっていくもの。価値観が広がると人間的にも厚みが出ますし、新たな自分を見つけるきっかけにもなります。このように自分のキャパシティを広げていけるのは、着付けを学ぶ大きなメリットといえるでしょう。
また、着付け技術や和装についての総合的な知識を深めていくと資格をとることもできます。「和裁検定」「和裁技術検定」「きもの文化検定」「着付け技能検定」などいろいろな資格があるのですが、特にとっておくといいのが着付け技能検定。これは国家検定であり、合格すれば着付け技能士として働けるようになります。着物ショップでの接客、結婚式や成人式などの着付け、着付け教室の講師、テレビや雑誌の和装スタイリストなど仕事の幅も多岐にわたるので、自分自身の将来の選択肢もどんどん広がっていくのです。日本の伝統衣装である和装に親しみを持ち、新しい自分を見つけながら自分の選択肢を増やしていく。そういった目的を持って着付けを学ぶのもいいかもしれません。
着付けは独学でも可能ですが、正しい知識を着実に身につけていきたいなら着付け教室に通うのがベスト。基礎からしっかりと学んでいけば応用もききやすくなります。特に評判が高いのが「花 京都きもの学院」という大阪・高槻の着付け教室。数々の現場で活躍しているプロの講師による分かりやすくていねいな指導が受けられます。間に合わせで講師を雇った結果、技術力にバラつきのある着付け教室もありますが、こちらはそういったこともありません。自分の可能性を伸ばしていくにはぴったりの環境でしょう。